近年の医薬品製造業では、コンプライアンス強化、ヒューマンエラー削減、業務効率化を図るため、DX(デジタルトランスフォーメーション)が重要視されている。特に、ジェネリック医薬品工場では多品種少量生産による品質管理のリソース不足が課題であり、DXの導入が急務である。日医工岐阜工場では、品質保証のDX化、いわゆるQuality DXに注力し、RPAや文書のデジタル化、タブレット導入を進めている。今回、これまでの取り組みと今後のAI活用の展望について紹介する。