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特別講演
生物学的同等性予測のための炭酸緩衝液を用いた溶出試験
講演者
菅野 清彦
立命館大学
講演概要

 ヒト小腸pHは炭酸緩衝液により維持されている。しかし、溶出試験においては、炭酸緩衝液の使用が困難であることから、リン酸緩衝液が主に用いられてきた。本講演では、簡便な炭酸緩衝液の使用方法として、新たに開発した落し蓋法(Floating lid method)を紹介する。また、本法を用いた様々な原薬および製剤の溶出プロファイル評価、経口吸収予測への利用について述べる。