製薬企業におけるDx・AIの業務活用が進む中,CMC分野での実務応用にはデータサイエンティストとCMC担当者との前提知識の乖離によるコミュニケーションの難しさなどいくつかの障壁がある。アステラス製薬のCMC分析部門では,データサイエンスワーキングチーム(DS WT)が実務への適用を推進している。本発表では,DS WTが解決した具体的な課題を紹介し,設立から現在に至る経緯を通じて得られた現場改革の成功の秘訣を共有する。