日頃より当学会の活動にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。
新型コロナの状況が未だに不透明ななか、第32回の大会を迎えられますこと会員および関係各位に感謝とお喜びを申し上げます。
本学会はその名のとおり、製剤機械を中心とした技術の発展に多大な貢献をしてきたという自負を会員の皆さまもお持ちと思いますが、本大会ではテーマに「ユーザーエクスペリエンス(UX)」を取り上げ、ヒト(ユーザー)側の視点を学びたいと考えております。
本学会は製薬産業を取り巻く様々なメーカーやアカデミアの会員が大半をしめておりますので、例えば製薬メーカーであればユーザーである患者さん(あるいは代弁者となる医療従事者)にご講演していただく方針で準備を進めて参りました。何らかのメーカーであれば対象(ユーザー、カスタマー)は明確ですが、行政や教育においては些か漠然とした概念になると思います。
本大会では様々な業界から選りすぐりの演者にご登壇いただきますので、皆さまに新たな視点を提供できると期待しております。本学会では初となるハイブリッド形式での開催を準備しておりますので、皆さまのご都合に応じて、現地あるいはオンラインでのご参加を心からお待ちしております。 |