【講演4】
12/4 15:45 - 16:30

エマージングテクノロジー 3Dプリント技術の製剤への応用

講演者
岩田 基数
シミックCMO株式会社
講演概要

3Dプリント技術を用いて薬物や特定の添加剤を3次元的に配置した経口製剤を設計、製造することが可能になりつつある。このことは個々に用量や形状を最適化した製剤や、従来の固形製剤の製造技術では不可能な構造を持つ製剤加工を実現するものである。本講演では、3Dプリント技術を適用した世界初の医薬品であるAprecia社(米国オハイオ州)のZipDose®錠について紹介するとともに、3Dプリント製剤技術と来るべき個別化医療との関係についても考えてみたい。