第21回製剤機械技術シンポジウム


Information

実行委員長のご挨拶

 2020年はCOVID-19により誰も想像しえなかったほどの社会への衝撃が起こり、我々の生活環境は一変。マスク不足や医薬品原薬、機械部品その他のサプライチェーン問題など日本国内の消費・産業構造の脆弱性が露呈。そして日本のみならず全世界の人々の“医療”への期待が過去の歴史においても最大に達したと言える年となりました。
 今回のシンポジウムの企画にあたりましては、COVID-19の影響がまだ下火の時期から実行委員会を発足し、人々の健康や生活品質の向上に向き合う医療の最前線に対し、製薬産業にいる我々が現時点でできること、ならびに今後目指して行くべことを整理し、さらには平成の時代まで効率、経済性優先で形作られてきた世界規模の経済産業構造下の日本のモノづくり産業の立ち位置の再確認ができるテーマを検討し、今回のプログラム構成に至りました。
 特別講演には武田薬品工業㈱湘南ヘルスイノベーションパーク ジェネラルマネージャーの藤本利夫先生にCOVID-19禍を踏まえた今日の製薬産業を俯瞰するご講演を、またPMDAの青山 惇先生にはタイムリーな製剤開発と工業化への応用が期待される連続生産の品質保証に関する最新の情報をご講演いただきます。一般講演では製薬企業の連続生産に対する取り組み、医療の最前線で始まっているセンシング技術やIT、またはロボット技術などの研究や技術応用について、また個別化医療や次世代の製薬工場の姿などについてご講演いただきます。
 患者-医療-医薬開発-医薬工業化の新たな連携と技術革新などに関するブレインストーミングの場となれることを目指しております。
 COVID-19のリスクを鑑み今回はやむなくオンライン開催とさせていただきますが、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

実行委員(50音順)  市川 秀喜  神戸学院大学     
木村  進  エーザイ(株)    
杉本 昌陽  田辺三菱製薬(株)  
六車 嘉貢  シオノギファーマ(株)
柳井 薫雄  武田薬品工業(株)  
山下 計成  沢井製薬(株)    
度会 英顕  鹿島建設(株)    
製剤機械技術学会  会長  草井 章
第21回製剤機械技術シンポジウム実行委員会  実行委員長  夏山 晋


開催概要

名  称: 
第21回製剤機械技術シンポジウム
テ ー マ: 
医療の一員としての製剤技術と製剤機械技術
〜グローバル環境下のモノづくり日本製薬産業の強み〜
日  程: 
2020年12月4日(金) 10:00~17:20
開催方式: 
Web(Zoomによるオンライン)開催
講  演: 
≫講演プログラムは「プログラム」をご参照下さい。
参 加 費: 
製剤機械技術学会会員:3,000円
 ❋尚、事業体会員はホームページの会員名簿にてご確認願います。
非会員:6,000円
申込期限: 
2020年11月27日(金)17:00まで
連 絡 先: 
一般社団法人製剤機械技術学会
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町 2-3-15 共同ビル(新本町) 4F
TEL:03-6262-7676 / FAX:03-6262-7677 / E-mail:info@seikiken.or.jp

参加申込

受付は終了いたしました。

参加方法: 
  1. 申込受付システムの注意事項を良くお読みになってから、「申込受付システムへ」ボタンより申込受付ページへお進み下さい。
  2. 参加申込ページにて必要事項を記入後、「送信内容の確認」をクリックして下さい。送信内容に問題が無ければ、「送信」をクリックして下さい。
  3. 申込受付ページから申し込むとしばらくして自動的に受信確認メールが送信されます。
    なお、メールアドレスに記載ミスがありますと返信メールが送信されませんので、十分確認をお願いします。
❋本情報についてはシンポジウムの参加を確認する以外には使用いたしません。

■注 記【必ずお読みください!】
  1. 参加申込ページにおいて、会員番号が判らない会員の方は「01」を記入してください。 必ず備考欄に振込先と振込予定日を記入してください。お申し込み完了後、お支払い期限までに指定の振込先にお支払いください。
  2. お振込み確認ができた参加登録者には前日にURLとID/PW、注意点を配信します。
振込口座: 
  1. 銀行振込
    三井住友銀行 神田支店(219) (普通)2929004 一般社団法人製剤機械技術学会
  2. 郵便振替
    口座番号 00110-2-322582 一般社団法人製剤機械技術学会
  3. お支払い期限:2020年11月27日(金)までにお支払いください。
    ❋銀行振込が11月27日(金)以降になる場合は、事前に事務局に連絡をお願いします。

  4. ■注 記【必ずお読みください!】
    1. 振込手数料は振込者にてご負担をお願いします。
    2. お振込の件でご不明な点がありましたら事務局までお問合せ下さい。お振込されました費用は、原則としてご返却いたしかねます。

プログラム

テーマ:医療の一員としての製剤技術と製剤機械技術
〜グローバル環境下のモノづくり日本製剤産業の強み〜

日  時 :  
2020年12月4日(金) 10:00 ~ 17:20
開催方式 :  
ZOOMによるオンライン講演
総合司会 :  
夏山 晋 (株式会社パウレック)
講演資料 :  
講演資料の公開は終了いたしました。
要旨集は学会ホームページ内の「出版物/講演要旨集」に公開しています。
(※会員限定)
10:00 - 10:05 開会の辞 製剤機械技術学会 会長 草井 章
10:05 - 11:05 特別講演1 ≪ 座長 ≫ 木村 進 (エーザイ株式会社)
創薬における世界のオープンイノベーションとエコシステムの形成
武田薬品工業株式会社 藤本 利夫
11:05 - 11:50 講演1 ≪ 座長 ≫ 度会 英顕 (鹿島建設株式会社)
製造業DX
~デジタルデータを徹底活用した最適生産~

株式会社FAプロダクツ 貴田 義和
11:50 - 13:00 ー 昼  食 ー
13:00 - 14:00 特別講演2 ≪ 座長 ≫ 山下 計成 (沢井製薬株式会社)
医薬品の連続生産に関する国内外の状況について
(独)医薬品医療機器総合機構 青山 惇
14:00 - 14:45 講演2 ≪ 座長 ≫ 六車 嘉貢 (シオノギファーマ株式会社)
固形製剤の連続生産システム構築に向けた技術的取り組み
田辺三菱製薬株式会社 古川 諒一
14:45 - 15:30 講演3 ≪ 座長 ≫ 市川 秀喜 (神戸学院大学)
調剤ロボットが真の薬剤師バリューを発揮させる
株式会社ユヤマ 森 和明
15:30 - 15:45 ー 休 憩 ー
15:45 - 16:30 講演4 ≪ 座長 ≫ 杉本 昌陽  (田辺三菱製薬株式会社)
エマージングテクノロジー 3Dプリント技術の製剤への応用
シミックCMO株式会社 岩田 基数
16:30 - 17:15 講演5 ≪ 座長 ≫ 柳井 薫雄  (武田薬品工業株式会社)
生体センシング技術の進歩と疾患管理への活用
アステラス製薬株式会社 荻野 淳
17:15 - 17:20 閉会の辞 シンポジウム実行委員長(株式会社パウレック)
夏山 晋

お問い合わせ

会 社 名 :  
一般社団法人製剤機械技術学会 事務局
所 在 地 :  
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-15 共同ビル(新本町)4F
TEL/FAX :  
03-6262-7676 / 03-6262-7677
ホームページ :  
https://www.seikiken.or.jp/
お問い合わせ :  
info@seikiken.or.jp